Meaninglss Days After

無意味な日常を気の向くままに

仙台で震災に!!!!!!!!!!!!

2011年3月11日。
いつもの仕事で仙台の某お役所で行われる会議に出席し、議事録を取っていたところで、地震は起こりました。M9.0ktkr
そのお役所は築40年(!)ほどの建物で、会議室は5階。震度7近くの揺れは本当に半端なくて、これはもうだめだと死を覚悟。
揺れは感覚的には5分ほど続いたかな?激しい横揺れで、逃げ出そうにも体が恐怖で動かない。これはもういつ倒壊してもおかしくないレベル。
幸い会議室なので倒れるものは何もなく、揺れが収まるのを待って部屋の外に避難すると、いろんなものが倒れてグチャグチャになってるよ。

床に散らばったいろんなものを踏み分け、屋外に避難すると今度は10mの津波が10分後にやってくるとか!
なんですか、この世紀末。映画なの?アニメなの?
とっさに開いている喫茶店に入り、(なんとこの喫茶店は免震構造のビルで全く被害なし。棚のグラスすら倒れなかったとか、免震スゴイw)ここら辺の標高は?って聞くと、この辺は少し仙台でも丘のほうだから大丈夫だろうとのこと。
外では続いて起こっている余震で大騒ぎしてる。
会社の仲間8人で来ていた僕らはとりあえずこの喫茶店を一時避難場所にして、僕のIS01たんのワンセグで情報収集。
震度7とかM8.4とか津波とか信じられない言葉が電波に乗って飛び交うも、現実と受け止められない。

しばらくして、今日はとにかく東京に帰るのは無理と判断し、宿を探すことに。しかしビジネスホテルはどこも停電や建物に被害がありダメ、では仙台で一番大きくて新しい建物に行きましょうってんで、去年できたばかりの超高層ホテル、ウェスティンホテルに向かうことに。

途中、市内のビルの被害状況を見て回る。外観上の被害はあまり酷いものではなく、一部のビルで外壁のタイルがはがれたり、ガラスが割れたりというのがあった程度。倒壊しているビルは1棟も見なかった。日本の建築技術は間違いなく世界一だね。凄いことだ。

ウエスティンに到着し、ロビーで待機組みとローソンで食料買出し組みの二手に分かれる。僕は買出し組み。
ローソンは既に凄い行列で、商品も少なくなりかけている。とりあえず食べられそうなものを片っ端からかごにいれた。お菓子ばっかり。

待機組みと合流。すると、ホテルの従業員の方から、

現在2階のロビーにお集まりの皆様へご案内します。26階のロビーから津波がこちらへ来ているのが確認できました。ここは安全がお約束できませんので26階へ非常階段にてお上がりください。とのこと。

そして世にも奇妙な2泊3日のホテル暮らしが始まったのです。

写真はウェスティン26階ラウンジからの風景。左上の水らしきものは湖でも海でもありません。津波で水没している地域です。